妙高高原ビジターセンターのスタッフによる、移りゆく妙高の自然についてつづるブログです。
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森の夜なべ塾 第三回「妙高火山群の形成史」
お久しぶりです!インターン生の池原です。
11月25日金曜日に、妙高火山研究所主宰 火山地質学理学博士の早津賢二先生を講師にお招きし、森の夜なべ塾が開催されました。
第三回目は「妙高火山群の形成史」です。


私、池原ももちろん参加してきましたよ!

火山学者である早津先生による焼山の近況報告や参加者の質問に答えるコーナーなど、貴重なお話をたくさんしていただきました。






特に私が印象に残ったのは、「高谷池はどうやってできたのか」というお話です。
火打山登山の拠点ともいえる高谷池ですが、実は、「鍋倉溶岩流」と「サクラ谷溶岩流」という、大昔に流れた2つの溶岩流によってせき止められた場所に徐々に水が溜まっていき、高谷池になったそうです。
思わずなるほどー!と声が出ました。
身近な自然にそんな長い年月をかけた壮大なストーリーがあると思うと、なんだかわくわくしてしまいますね。

さて、次回の森の夜なべ塾は12月2日金曜日です。
その名も「星空を愉しむ」です!
国立妙高青少年自然の家 主任企画指導専門職の水澤勝宏氏を講師に迎え、流れ星を見るための方法や、首や肩が痛くならない上手な星空の眺め方など、すぐに実践できる内容が盛りだくさんの回となっています。
ぜひ、皆さんいもり池に足をお運びください!


イベントの詳細は こちらをチェック!


校外学習 『乗り旅』
11月25日(金)に上越市の小学生がビジターセンターを訪れてくれました。
「乗り旅」という校外学習で、列車に乗って各地を訪れ、列車に乗ることの楽しさを味わったり、駅周辺の施設や自然の良さを見つけるといったねらいがあるそうです。

まずは館長によるいもり池周辺のガイドウォーク。

普段からよく目にしていて校歌にもでてくる「妙高山」が、場所が変わると全く違う形に見えます。
いもり池の名前の由来は、昔はたくさんイモリがいたからなのだけど、今はブラックバスに食べられて池にはいなくなってしまいました。
春はミズバショウが有名で、クマが下剤として食べるんだよ…などなど。
みんな勉強熱心で、しっかりメモをとっていました。

森の中に入って、ネズミやモグラの話。


木の枝で落ち葉をガサガサとどけてみると、ネズミの穴を発見!

自然が好きだからなのか、それとも子供は風の子だからなのか、
気温が低い中の散策でしたが、みんな楽しそうでした。

次は屋内に場所を変えて、バッジ作りのスタート。


動物の顔や、


ブローチなど

女の子は上手に作ります。

ちなみに別のグループは人魚館へ行き、温水プールや温泉を楽しんだそうです。
自分なら絶対人魚館を選びますが、自然が大好きなみなさん、ビジターセンターを選んでくれてありがとう!

今は紅葉が終わり、雪もまだ積もっていない、見どころが少ない時期ですが、
子供たちは自然の良さを見つけることができたでしょうか?

「わたし自然が大好きなの」と目を輝かせながら教えてくれた子がいました。
自然を愛でる気持ちのある君は、きっとやさしい心を持った人になれるよ。
自然の素晴らしさが、美しい心を作り出すんだなぁ~と感じるイベントでした。

森の夜なべ塾 第二回「雪と植物」
昨日の夕方より妙高高原ビジターセンター周辺で降り出した雪も、
あまり積もることはありませんでした。



朝から曇り空でしたが、ほんの少しの間出た太陽が樹氷を輝かせてくれ、
この光景を見た方たちは、皆さん感動されていました。




さて、去る11月18日金曜日に新潟県生態研究会会長 松井浩先生
による「雪と植物」の講座を開いていただきました。



雪国の植物の特徴を解説してくださいました。

・・例えば「ユキツバキ」は雪の多く降るところの植物
だってこと、ご存知でしたか?



この植物は、丈が低く雪によって保護されているので枯れずに育って
いるそうです。雪の降らない寒い場所に植林しても枯れてしまうのは、雪の中で保護
されているとある程度の温度が確保される。それがないと枯れてしまうそうです。

植物の分布や、太平洋側と日本海側の植物の違い等々、
スライドを使いながらの講義に一同真剣なまなざしで聞き入っていました。



夜にもかかわらず、23名と多くの方々にご参加いただきまして
ありがとうございました。

明日11月25日は、森の夜なべ塾 第三回目です。
妙高火山研究主宰 火山地質学理学博士 早津 賢二 先生による
「妙高火山群の形成史」です。
質問形式で講義が進められるそうです。
お楽しみに!!

熊のはくせい
紅葉シーズンが終わり、静かないもり池です。


もう鮮やかな色は見当たりません。
今週木曜日はかなり冷え込む予想で、
いもり池にも雪が降るかもしれません。


当館裏のウッドデッキからみる妙高山。
木々の葉は落ち、ヨシも枯れ、すっかり晩秋の景色です。


当館裏の軒下に、こんなものがぶらさがっていますが、
食べ物ではありません。中身は松ぼっくり。
来月開催のクリスマスリース作りにむけて、館長がせっせと
集めてきています。いろいろな自然素材が集まりそうですよ♪
リース作りのご予約受付中です!


さてまた、当館裏のバケツの中にヒミズモグラが。
なぜかバケツの中で亡くなっていて、これで3匹目。
日見ず(日不見)という和名は、日光が照るところには
出てこないことに由来するそうです。


当館展示室入ってすぐにある、熊の剥製。
展示室に入るや否や、「ぎゃ~」と大泣きする子、
「こわい~!!」とダッシュで逃げる子を、時々見かけます。
たしかに、襲ってきそうな怖い顔してるよね・・・と思い
見ていると、中には「あ、くまさんだ♪」 と
喜んで見ている子がいたり・・様々な反応がおもしろいです。


展示室のアカハライモリは変わらず元気にしています!
冬期も妙高高原ビジターセンターは開館していますよ!
(12月~3月は水曜日・木曜日 休館となります)

月に願いを! スーパームーン観察会
11月14日にスーパームーン観察会が行われました。

しかし、残念ながらあいにくの曇り空。結局スーパームーンは顔を出してくれませんでした。

そもそもスーパームーンとは何でしょうか?
国立天文台によると、
「スーパームーン」という言葉にははっきりとした定義がないため、それぞれの人が微妙に違う意味で使っているようです。多くの方は、「スーパームーン」という言葉を「とても大きな満月」くらいの意味で使っているかもしれません。
・・・だそうです。

小島章子先生を講師に迎え、天体に関するお話をしていただきました。


さて、なぜ大きく見えるかというと、月の軌道は円ではなく楕円なので、地球に近づいたり遠ざかったりするためです。
最大の満月は、最小の満月に比べて、直径で約14%、面積で約30%大きいそうです。


ところでお月様といえばウサギが餅をついているというイメージがありますよね。
小島先生からなぜウサギなのかという話もしていただきました。

仲良く暮らす、うさぎときつねとさるが居ました。
3匹は、いつも
「自分達が獣の姿なのはなぜだろう?」
「前世で何か悪いことをしたからではないだろうか?」
「それならば、せめて今から人の役に立つことをしよう!」
ということを話し合っていました。


この話を聞いていた帝釈天(たいしゃくてん)は、
何か良いことをさせてあげようと思い老人に姿を変えて3匹の前に現れます。
何も知らない3匹は、目の前の疲れ果てた老人が
「おなかがすいて動けない。何か食べ物を恵んでほしい。」
と話すと、やっと人の役に立つことができる!と喜んで老人のために食べ物を集めに行きました。


さるは木に登って木の実や果物を、


きつねは魚を採ってきました。


ところが、うさぎだけは一生懸命頑張っても何も持ってくることができません。
うさぎは、もう一度探しに行ってくるから火を焚いて待っていて欲しい。
と、きつねとさるに話して出かけていきました。


暫くすると、うさぎは手ぶらで戻ってきました。
そんなうさぎを、きつねとさるは嘘つきだと攻め立てます。


するとうさぎは、
「私には、食べ物を採る力がありません。どうぞ私を食べてください。」
と言って火の中に飛び込み、自分の身を老人に捧げました。


これを見た老人は、すぐに帝釈天の姿に戻り
「お前達の優しい気持ちは、良く解った。今度生まれ変わる時には、きっと人間にしよう。
それにしても、うさぎには可愛そうなことをした。月の中に、うさぎの姿を永遠に残してやろう。」
とおっしゃいました。


こうして、月にはうさぎの姿が残ることになりました。

なかなかシュールなお話ですね。

日本ではウサギですが、他の地域では別の見方をしているそうです。


最後は小島先生の小道具、プラネタリウムで星空を満喫しました。

(大分ピントが合っておりません)

スーパームーンをみることはできませんでしたが、面白い話をきくことができ、とても楽しいひと時を過ごせました。
さて、来年はスーパームーンはみられないそうです。
次にみられるのは再来年の元日。今度は天気が良くなりますように!

11月は夜のイベントがまだ続きます。
11月18日(金) 森の夜なべ塾(雪と植物)
11月25日(金) 森の夜なべ塾(妙高火山群の形成史)
12月 2日(金) 森の夜なべ塾(星空を愉しむ)
いずれも参加無料ですので、ぜひご参加ください。
詳しくはこちらをチェック!

季節の移り変わり


赤や黄の葉が落ち始め、いもり池周辺の風景も何か寒々しい
感じがするようになってきました。



またこの枯れたような風景も風情があって良いかもしれませんね。



ミズバショウの芽です。これから積もる雪の下で冬を越し、雪解けとともに
花を咲かせます。ミズバショウの花のお目見えは、もう少しお待ちくださいね。



コゲラです。

単調な色合いになってきたいもり池の周辺だって、淋しいだけではありませんよ。

葉を落とした木の実を食べに来る野鳥が見やすくなりました。

夏鳥はもういませんが、留鳥や冬鳥を見ることができます。



アオバトです。
この辺りで見るのはとてもめずらしいそうです。
枝がスカスカするようになると、このように珍しい鳥も確認しやすく
なるのですね。

昨日は、妙高高原ビジターセンターに居ながらにして、アトリ、ホオジロ
ジョウビタキ、オオタカ、ノスリを見ることができました。

自然と触れあいに妙高高原に遊びにいらっしゃいませんか?

また、鍋はなべでも、自然の知識を深める鍋・・題しまして「夜なべ塾」
を開講しています。

次回第二回目は、11月18日 18時30分より レストランホンドリスにて
新潟県生態研究会会長 松井浩先生による「雪と植物」です。

雪国の植物の特徴や、日本海側と太平洋側の植物の対比、
火打山の 高度に応じて植物の相が変化する垂直分布などを
解説してくださいます。

多くの方のご参加をお待ちしています。

第三回目以降のご案内は 夜なべ塾 をご覧下さい。

   鳥の写真提供 星野 雄軌 氏


夜なべ塾第一回目「写真を撮ろう!」
昨日18時30分より



今年度記念すべき第一回目は、日本写真家協会会員の宮下正巳先生を講師に迎え、
「自然風景の撮り方」と題してお話いただきました。

スライドをみながら写真の基礎やポイント、花の撮り方などを
解説していただきました。



スライドで使われた写真はすべて先生の撮影されたものですが、
素晴らしい写真に思わず感嘆の声が漏れていました。

雪を撮る時間、影の使い方、逆行による効果、シャッターの絞りや速度、
ピントを合わせる場所など、写真を見ながら説明をしてくださいました。

こんな写真が撮れたら楽しくて仕方がないだろうな~と思わせる写真ばかり。
と同時に、もっと良い写真を撮りたい!と意欲をかきたてられるお勉強会でした。



夜にもかかわらず、21名と多くの方がご参加くださいました。
ありがとうございました。

次回第二回目は、新潟県生態研究会会長 松井浩先生による
「雪と植物」です。

雪国の植物の特徴や、日本海側と太平洋側の植物の対比、
火打山の 高度に応じて植物の相が変化する垂直分布などを
解説してくださいます。

多くの方のご参加をお待ちしています。

第三回目以降のご案内は 夜なべ塾 をご覧下さい。

さらに追加のイベント情報です。



スーパームーンを天体望遠鏡でみよう!

11月14日は、ここ数十年で最も大きなスーパームーンが
見られる可能性のある日。
妙高高原ビジターセンターに於いて、天体望遠鏡で
さらに大きなスーパームーンを見てみませんか?
17時30分~19時30分の間、出入り自由の入場料無料です。

雨天、曇天の場合は中止となります。多くの方のご来館をお待ちしています。

雪山讃歌をご存知ですか?
11月7日(月)に石川県からお越しの「童話を歌う会」の皆さんが、妙高にある歌碑を巡るツアーに同行させていただきました。

まずは池の平にある与謝野晶子の歌碑を訪れました。

「いみじくも不穢(ふえ)不濁なる二筯(ふたはし)の 流のはさむ山荘の路」

1938年に池の平に滞在中の憲政の神様「尾崎行雄」を訪ね、詠んだ歌です。
「二筯(ふたはし)の流」とは政治家としての道と、歌人としての二つの道を、
立派にこなされていることに対し、賞賛の気持ちを表現しています。


歌碑について詳しい、地元の野口進さんに解説していただきました。
与謝野晶子が実際に書いた貴重な短冊も見せていただきました。

続いては笹ヶ峰にある雪国讃歌の歌碑へ。
作詞は第一次南極観測隊(1958年)の副隊長(兼・越冬隊長)を務めた西堀栄三郎さん。
第一次南極観測隊といえば、同行した樺太犬の兄弟犬「タロとジロ(タロウとジロウ)」の物語「南極物語」が有名です。
作詞者の西堀さんは、まさにこのタロとジロと共に南極へ渡った観測隊の越冬隊長です。
曲はアメリカ民謡の「いとしのクレメンタイン」。

雪山讃歌発祥の地は、群馬県吾妻郡嬬恋村の鹿沢温泉らしいのですが、
なぜ笹ヶ峰に歌碑があるのかというと、
西堀さんをはじめ多くの世界的なアルピニストを輩出した京大山岳部の全ての部員は笹ヶ峰に集い、雪山讃歌を歌いついできたそうなんです。
元の歌詞には、京大ヒュッテ(笹ヶ峰)から見える山々を歌ったものもあるようです。
これを記念して歌碑が建立されたそうです。

歌碑の前でみんなで雪山讃歌の大合唱のあと、記念撮影。
皆さんの素晴らしい歌声が、快晴の笹ヶ峰に響き渡りました。


ところであなたは雪山讃歌をご存知でしょうか?
実を言うと私は知りませんでした。
昭和50年くらいまでに山登りを始めた方には大定番の山の歌らしく、
山小屋でお酒を飲みながら歌をうたう習慣があったそうです。

知っているか知らないかでおおよその年代がわかりますね。

雪と紅葉
昨日は例年より早い初雪に驚かされましたが、
これからしばらくは雪が降る心配はなさそうです。
午後になると雪化粧をした妙高山が姿をみせました。


黒姫山の奥に見える乙妻山や柳原岳も白く目立ちます。


午前中に雪と紅葉を撮ってみました。



雪の白に、紅葉が映えて見えます。


いつもの東屋も趣がありますね。


落葉はじめのいもり池ですが、まだ紅葉を楽しめますよ!
道路脇の雪も、数日で無くなると思われます。
車道に雪はありませんので、安心してお越しください!

いもり池に初雪
色あせはじめの紅葉をまだ楽しめるいもり池ですが・・・
朝から雪です!


昨年の記録をみると、いもり池の初雪は11月25日。
だいぶ早い初雪となりましたが、このまま冬景色には
ならないと思いますので、晴れれば紅葉と雪のコントラストが
楽しめそうです!


午前中はビジターセンター前の車道にも雪がありました。
みなさんも早めに冬タイヤの準備を!

散策出来ない時はビジターセンター館内へどうぞ!
本日11月9日から11月29日まで
日本画友の会絵画展を開催しております!


主宰の洞谷先生と友の会の皆さんの力作がずらり。


日本画は岩絵具や水干絵具で描かれており、洋画とは異なる色合いです。
この機会にぜひ間近でご覧ください!





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    開館時間 9:00~17:00
    休館日 4月~11月無休/12月~3月水木







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