妙高高原ビジターセンターのスタッフによる、移りゆく妙高の自然についてつづるブログです。
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ようこそ!


夏のお花たち
こんにちは!インターン生の池原です。
いもり池は梅雨だというのにあまり雨が降りません…。
例年よりもやはり降水量は少ないようです。
そんな中でも、お花たちが続々と咲き始めています!


エゾアジサイ


オオバギボウシ


ヤマホタルブクロ


ミズチドリ


クララ
トラマルハナバチが夢中で蜜を集めていました。

植物たちのためにも、恵みの雨を祈るばかりです。

そして、イモリの幼生(赤ちゃん)も、こんなに大きくなりました。

これからもっと体の色も黒っぽくなりエラがなくなります。大人と同じ体になると、ついに陸に上がり始めます。
ビジターセンターでは上陸後あまり長く育った経験がないようです。
今年こそは大人になるまで育ててあげたい…!
そんな熱意を持って私と職員一同がんばっています。

そんなことを知ってか知らずか、お母さんイモリはおすましポーズ。

それともぼ~っとしてるだけ?

初夏のいもり池も見どころたくさん。
みなさんのお越しをお待ちしています!

池原

オオハンゴンソウ駆除
6月26日(日)にオオハンゴンソウの駆除イベントを開催しました。
今の時期はまだ花は咲いていませんが、7~9月には鮮やかな黄色の花をつけます。


花はきれいですが、きれいだけでは済まされないんです。
なぜオオハンゴンソウを駆除するのかというと、
もともとその地域に存在しなかった生物を人間が持ち込むことによって、
生物の多様性や独自性を脅かす一つの要因になるからです。

オオハンゴンソウは環境省が特定外来生物に指定しており、
外来生物法で飼養・栽培・保管・運搬・輸入・譲渡・放出といった行為が規制されています。
さらに「緊急対策外来種」に分類されており、対策の緊急性が高く、積極的に防除を行う必要があるんです。
オオハンゴンソウ自身に罪はないのですが、要するにそのまま放っておいてはまずいということなんです。

オオハンゴンソウの厄介なところは、種子の他にも、埋土種子(土壌シードバンク)や地下茎を伸ばして群落を広げるので、
根こそぎとらないと根絶することはできません。

というわけで、一般の方に参加していただき、スコップで根から掘り取る作業をしていただきました。

深くはないものの、横に走る地下茎や根がガッチリ土をつかんでいるので、掘り取るのには苦労します。
おかげで腰が痛くなりました。

みなさんの協力のおかげで、今回は500本あまりを駆除することができました。

before

after


花をみてきれいと思うだけでなく、その場所に咲いていて良いものなのか?といった視点を持つことで、
次世代に豊かな自然を残すことにつながっていくのではないでしょうか。

次回は7月31日(日)に駆除イベントを予定しておりますので、
ぜひご参加いただき、自然環境に対する意識を変えるきっかけにしていただければと思います。

幼虫のおうちです
今日のいもり池は日差しは強いものの暑すぎず、お散歩日和
ですが、妙高山頂は雲に隠れてしまって見えません。


池の周りを散策していると、このような葉が目につきます。
気になられた方もいるのではないでしょうか。


これは葉の病気ではなく、【虫こぶ】といって、中に虫の幼虫がいます。
植物やそれに付く虫の種類によって、色や形も様々ですが・・・

ちょっと見た目が・・・勇気のある方は開いてみてください。

オカトラノオが沢山咲いています。

蝶が蜜を吸っていました。
ミヤマイボタにも。


当館入り口にはかわいいオブジェが登場。
友の会副会長、小笠原さん作製の杉玉です♪


きのこみたい?!
みなさんをお待ちしております♪



待望の雨
こんにちは。インターン生の池原です。
今日のいもり池は午前中、激しい雨が降っていました。
心配されていたビオトープの水量も少し増え、とりあえず一安心です。


池の周辺も濃い霧に包まれました。


幻想的な雰囲気の中、雨に濡れた花々はとても映えますね。

ノリウツギ


ノハナショウブ


メタカラコウ

さて、一昨日昨日と行われたいもり池周辺のヨシ刈りですが、その中でわたし池原は重大な任務を仰せつかりました。
それは、”オオヨシキリの巣”を見つけること!
自分より背の高いヨシ原に入り、かき分けかき分け、執念で見つけました。

ヨシの茎ではなく、アザミの茎を使って巣を作っていました。


巣の中はお留守。

声はしょっちゅう聞けるオオヨシキリですが、巣を実際見ることによって、より身近な場所で生きてるんだなぁと実感しました。
色んな生き物が近くに住むいもり池。
そんな彼らのお家探しをしてみてもおもしろいですよ!



いもり池湿原のヨシ刈り
いもり池湿原ではミズバショウやミツガシワなどの春の花が終わり、夏の花への端境期を迎えています。
ひときわ目を引くのは、湿原にびっしり生い茂ったヨシです。


このままヨシを放置すると、秋には枯れて、冬には雪の重みで押し倒され、
地面の上に堆積してしまいます。
こういったサイクルを繰り返すことにより、湿原が陸地化し、水が通らなくなり、
ミズバショウやミツガシワといった水辺の植物が生育できなくなってしまいます。
こういったことにならないよう、当館ではヨシ刈りを行っています。

遊歩道沿いを鎌を使って刈りましたが、1日で全体の数%ほどしか刈れませんでした。
・・・終わりが見えません(-_-;)

不思議で楽しい植物の世界
こんにちは!インターン生の池原です。
6/15(水)に、苗名滝から中部北陸自然歩道の植生調査に同行させていただきました。
講師はビジターセンターのアドバイザーである松井先生、池田さんの最強タッグです。
出発する前から色んなお話が聞けるんだろうな、とわくわくしていました!


苗名滝(なえなたき)
日本の滝100選に名を連ねる妙高を代表する滝です。
名前の由来は、その昔滝から落ちる水音が辺りに轟き、あたかも地震のようだったことから「地震滝」と呼ばれており、古語で「地震」と書いて「なゐ」と読ませていたことから、「なゐの滝」が「苗名の滝」に転化したといわれています。

苗名滝から中部北陸自然歩道を通り、いもり池へと向かいます。


ミヤマイラクサ(深山刺草)
その名のとおり、葉や茎にびっしりと細かいトゲが生えています。
私はこれをうっかり触ってしまい、ひどい目にあいました・・・
若芽のトゲがまだ毛のようにやわらかいうちは山菜として食べられます。
まさかあのおいしいアイコ(私の地元山形県での呼び名)がこんなに凶暴なものになるなんて・・・
皆さんもこのような葉を見つけたら注意しましょう!


ニガナ(苦菜)
葉や茎に苦味のある白い液を含む為、この名前がつきました。
ニガナの花びらは通常5~7枚ですが、8~11枚のものもあり、そちらはハナニガナと呼ばれます。


ウツボグサ(靫草)
花の形が矢を背負って入れる靱(うつぼ)という道具に似ていることからつけられました。
また、別名を夏枯草(かごそう)といい、8月ころの真夏に花だけが急に変色して褐色になり、まさに枯れたようになるためにこの名前があります。


左が袴岳、右が斑尾山です。
いもり池から少し離れただけで、池では見られない多くの植物を見つけることができました。

いもり池から中部北陸自然歩道を歩き、苗名滝までは片道約2時間30分となっています。
お時間がある方は、こちらの自然歩道も散策してみてはいかがでしょうか?



ヒツジグサ
新潟市の「ちあきの会」様より、ヒツジグサ(未草)を寄贈
していただきました。


外来種のスイレンより小さく、可憐な花です。
下の写真は現在いもり池に咲いている外来種のスイレン。


どちらもキレイですが、外来種のほうが華やかで強い感じを
受けるのは私だけでしょうか。
小ぶりで可憐な姿が日本人ぽいな・・・とヒツジグサを見て
思いました。ヒツジグサは当館裏のコンテナで栽培中です。

そのコンテナの横を見ると・・・


モリアオガエルの卵が!!
こんな所に産んで・・・またタヌキに食べられてしまうよ・・


ビオトープではぷかぷかと気持ち良さそう。
いもり池と合わせて、当館のビオトープもご覧ください♪

健康茶作り
本日は初企画「自然観察と笹茶作り」のイベントを行いました。

お茶作りをする前に、まずは材料の植物がどんな場所にあるかを探しにフィールドへ。
植物観察のあとは、ササを使ってのお茶作り。


今回はビジターセンター隣の「市営食堂ホンドリス」の場所をお借りしました。
ホンドリスさんはピザやパスタ・ケーキ・コーヒーなどの食事ができますが、
なんとお弁当を持ち込んで食べることもできます。
窓から見える妙高山といもり池は抜群のロケーションですよぜひご利用ください。


最後は事前に用意していた6種類のお茶(ササ・ドクダミ・オオバコ・クワ・ヨモギ・スギナ)を使ってのオリジナルブレンド茶作り。
薬草の効能や効果、有効成分を調べ、自分の目的や相性の良さそうな薬草を選んでブレンドし、お土産にお持ち帰りいただきました。


残ったお茶は、即席ドリンクバーコーナーにてリサイクル。
おいしい・まずいは別にして、ご来館いただいた方に自由に飲んでいただきました。


さて、いもり池周辺の自然観察会「いもり池と妙高の自然Ⅱ(自然観察と笹茶作り)」は、
明日6月12日(日)と6月25日(土)にも行われます。
時間は午前10時から11時30分までです。
当日のご参加も受け付けておりますので、ぜひお越しください!

生きるとは食べること
お久しぶりです!
インターン生の池原です。

今日のいもり池は晴れたり曇ったりのお天気です。


妙高山はすっぽりと雲に隠れてしまっています。

さて、私といえば生き物の投稿!(byビジターセンター職員)
ということで、今回もいもり池の生き物についてお話します。

まずはこちら。
草の茎に泡がついています。
これ見たことある!という方もいるのではないでしょうか?

実はこの泡は「アワフキムシ」という昆虫の幼虫の巣なんです!
ですのでこの泡の中を探してみると、アワフキムシの幼虫が隠れています。
気になる方はぜひ探してみてくださいね!

そして全国の両生爬虫類好きの皆さま、お待たせしました。
(この下にヘビの捕食写真があります。苦手な方はご注意ください!)


今日はたくさんのヘビをビジターセンター敷地内のビオトープ池にて見つけることができました。
そして、なんとカエルを食べている現場に立ち会いました!
こちらはシマヘビ。

モリアオガエルは体を大きく膨らませ抵抗していました。

そしてこちらは毒蛇のヤマカガシ。

バッチリくわえてます。

カエル目線で考えるとかわいそうかもしれませんが、自然界ではこうした命の駆け引きが毎日繰り広げられています。
ヘビもこのカエルを食べなければ餓死していたかもしれません。
またカエルを食べている最中に天敵の鳥に襲われるかもしれません。
生きることは食べること。
多様な生き物が生息するいもり池で、どんな生き物も一生懸命生きています。
そんな生き物たちの生活をのぞきに、ぜひいもり池に足を運んでみてください!
きっともっと深く自然について学ぶことができますよ!

池原


周辺のいきものたち
当館の軒下で、2回目のツバメの巣作りが始まりました。


実は先月、当館の玄関先に卵を温めていたツバメの巣が
あったのですが、もうじき誕生かという頃に、巣ごと落とされて
しまいました。職員が帰った夕方から翌朝にかけてのこと
だったので、犯人は分かりませんが、カラスでしょうか・・・
落ちて割れた卵を見てとてもせつなくなりました。
同じつがいかは分かりませんが、今回は無事に誕生する
ことを願います。

当館前の看板や街頭の上では、シジュウカラがさえずって
いるのをよく見ることができます。


裏のビオトープではクロスジギンヤンマが

青色がきれいです。とまらないので上手く撮れません・・

ヒメシジミもよく見られます。


11日土曜・12日日曜はいもり池周辺のガイドウォークを
10時から行います!周辺の自然や生物について解説
しながら散策した後、ササ、ヨシ、クワを使ったお茶を作り
ます!意外とおいしい野草茶が出来るかも!?
ご予約受付中です♪




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