妙高高原ビジターセンターのスタッフによる、移りゆく妙高の自然についてつづるブログです。
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ようこそ!


黄色い花いろいろ
昨日の暴風雨とは打って変わり、ぽかぽかの陽気に
当館裏のビオトープではモリアオガエルが水面でぷかぷかひなたぼっこ。

5,6匹は浮いていました。普段は隠れていてなかなか姿を
見せてくれませんが・・・

なんて格好だ!!くつろぎ過ぎです。

いもり池のスイレンが咲き始めました。


遊歩道の目立つ花は、昨日の暴風でほとんどなくなって
しまいましたが、足元に小さな黄色い花たちが咲き始めています。

ミヤコグサ


ハナニガナ


ヒメヘビイチゴ


コナスビ。
踏んでしまいそうな程小さく、目立ちませんが、
良く見ると可愛い花ばかりです。観察してみてください。

目立つ黄色い花といえば!?

オオハンゴンソウ!(現在花はまだ咲いていません)

鮮やかな黄色できれいなのですが、繁殖力が強く、
生物の多様性に影響を及ぼす恐れがあるため、
特定外来種に指定されています。
豊かな自然を守るため、オオハンゴンソウの駆除活動を
行っております。
ご協力いただける方を募集中!!
多くの方にご協力頂けると大変助かります。
ご参加お待ちしております。

6/25・7/30 オオハンゴンソウをやっつけろ!



野草茶を作ってみよう!
梅雨時になり肌寒い日が続いていましたが、
今日は暖かく、いもり池を散策される方が多くいらっしゃいました。


当館のウッドデッキでは、野草茶を作るイベントを行いました!


周辺を散策し、植物を観察した後

みなさんで協力して葉を切ったり


炒ったりし、笹茶を作りました。
香ばしくとても良い香り♪
カメラを構えている女性はケーブルテレビの方なので、
JCVの妙高チャンネルで近々放送されます!
気になる方はチェックしてみてください♪


スタッフが事前に作ったクワ、ドクダミ、スギナ、ヨモギ、
オオバコのお茶も飲み比べていただきました。
クワ茶が人気のようでした。


お茶といえば和菓子よね♪ということで、
とある葉を入れて、よもぎだんご風のお菓子を作ってみました。
とある葉、とは・・・特定外来種のアレです。

【オオハンゴンソウ】
入れてみました!意外とおいしく頂けましたよ!
参加者の方には気に入った茶葉をお持ち帰りいただきました。
茶葉をブレンドしている方もいらっしゃいました。

いもり池の湿原はあっという間にヨシが茂り、緑が濃くなりました。
その中で黄色い花が目立っています。

サワオグルマ
昨年より沢山花を咲かせています。ヨシ刈りの成果でしょうか。


ミズキも所々で咲いています。


ケナシヤブデマリも。

遊歩道からはずれた所でオオナルコユリを発見!

池の周りを離れ、周辺も散策してみてください。
もう少しで夏の花を楽しめる季節になりそうです!



外来種駆除と自然と
今週に入いり、妙高市役所より委託を受けた業者さんによる
スイレン刈りが実施されました。



スイレンは外来種であり、いもり池には人為的に持ち込まれたものです。

妙高の自然と生態系を守るためにも、人の手による適正な管理が必要なのです。



右の櫓のようなものが見えますか?刈りあげたスイレンを乗せたボートを、機械で引き寄せ
ています。すごいですね~昨年は、ボートにつけた縄を人力で手繰り寄せたものでしたが。

やはり、外来種であるオオクチバスを駆除するという目的で
「ブラックバスをやっつけろ!」というイベントが明日から二日間行われます。
ブラックバスも隠れるスイレンが無くなり、これで釣りの成果も期待できますね。



妙高高原ビジターセンター正面入り口の前の木にシジュウカラが止まっています。
父親鳥がヒナの成長を見守っているのでしょうか?



父親が止まっている木の斜め下の巣箱から顔を出しているのは
母親鳥でしょうか?シジュウカラは夫婦で子育てをするそうです。

ビジターセンターにお越しの皆さま、暖かく巣立ちを見守ってくださいね。



その側では、シジュウカラとは親子関係など何ら関係のないホオジロが、
声高にさえずっていました。

近くの林のなかでは、コサメビタキのヒナが孵っていました。
昨日数日ぶりにコサメビタキの巣に訪れたら,エサを欲しがる小さな小さな
くちばしが見えました。

とてもとても可愛いです。


妙高高原ビジターセンターいもり池の周辺は自然がいっぱいです。
自然を感じに遊びにいらっしゃいませんか?




世界が広がる専門家との散策
6月4日(日)にリブランの森ガイドウォークが行われました。
リブランの森はビジターセンターから徒歩10分ほどの場所にある遊歩道で、
1周2時間ほどで散策できる、ミズナラなどの広葉樹が多い森です。


講師は笹ヶ峰ガイドウォークに引き続き、
ビジターセンターアドバイザーで植物のスペシャリスト松井先生(右)と、
同じく地元の山々・歴史・文化に詳しい池田さん(左)です。

この時期の妙高高原は春の花と夏の花の端境期で、目立つ花が少ないのですが、
二人にかかれば、話はつきません。
リブランの森の入口に着くまでに45分かかりました(早い方です)。

一番最初の解説は、今が見頃のタニウツギです。

ピンク色のきれいな花ですが、「火事花」と呼ばれ、この花を家に持ち帰ったり庭に植えたりすると、
家が火事になるといわれています。
火事花と呼ばれる理由はタニウツギをネット検索すれば調べられますが、
講師の方は、「この花が咲くとネマガリダケを取りに行くのにいい時期なんです(笑)」と説明。
なるほど、そうなんですね。

ここからは一緒に散策している気分で、植物の名前をお考えください。
①この植物は何でしょう?

葉をちぎって匂いかぐと、ゴマの香りがします。(答えは下の方に書きます)

②続いてはこれ。

葉の先がとがっていて基部が湾入しているので、先ほどの植物でないことはわかりますが、
はてさて、わたくしには皆目見当がつきませんでした。
ヒントは広葉樹・不分裂葉(葉に切れ込みがない)・対生(葉や枝が対にでる)・鋸歯縁(葉の縁がギザギザ)・落葉樹。
もう一つ大ヒント、カエデの仲間です。
カエデの名称の由来は、葉がカエルの手に似ていることから「カエルデ」と呼ばれ、それがなまったものだとされています。
なのにこの葉には切れ込みがないなんて…。

③最後は似ているけれど違う植物。

左は葉が2枚(1枚の葉は7~17枚の小葉が鳥足状になって分かれる 1枚の場合もあり)。
仏炎苞(ぶつえんほう 縞々の部分)が葉よりにある。
茎(偽茎)にまだら模様がある

右は葉が1枚(1枚の葉は5~7枚の小葉が鳥足状になって分かれる)。
仏炎苞が葉よりにある。
茎(偽茎)にまだら模様がない

植物の専門家と歩くと、普段どれだけ植物を漠然とした目で見ているのかに気付かされ、
また、植物の種類の多さに驚かされます。
松井先生と池田さんは8月26日(土)・27日(日)に行われる「秋の草原ガイドウォーク」も講師を務めていただきます。
植物についてもっと深く知りたい方はぜひご参加ください。

【答え】
①ゴマギ
②ヒトツバカエデ(別名マルバカエデ)
③マムシグサ(左)とヒロハテンナンショウ(右)

マムシグサやヒロハテンナンショウは栄養状態によって性転換する植物です。
小さい時はオスで、成長するとメスになるそうです。
見分け方は仏炎苞の下部に穴があいているのがオス、あいていないのがメス。
これは同じサトイモ科のミズバショウのように、仏炎苞の中に肉穂花序(モロコシ状の部分)があり、
体に花粉を付けた虫が脱出するための穴です。
メスは花粉を運んでもらう必要がないので穴がありません。
メスの仏炎苞に入ってしまった虫は外に出られず死んでしまうそうです。
…植物の世界は奥が深いです。

新緑の笹ヶ峰へ
5月21日と27日の2週にわたって、笹ヶ峰でイベントを行いました。
普段は標高750mのいもり池周辺でのイベントが多いのですが、
今回は標高1,300mの笹ヶ峰を舞台に、バードウォッチングとガイドウォークが行われました。

ガイドウォークを行った笹ヶ峰牧場

まずはバードウォッチングから。
この春6回行ったバードウォッチングのトリを飾ります。

出発前に講師の方から原寸大のイヌワシをご紹介。

イヌワシは警戒心が強いので、遠方で小さく見えることが多いのですが、
羽根を広げると170~210㎝にもなるので、近くで見るとその大きさに驚かされます。

天気に恵まれ、新緑の中での気持ち良いバードウォッチングとなりました。



イベント前半は、「これだけ鳥がいないのも珍しい」と講師の方がおっしゃるほど、
なかなか野鳥を観察できませんでしたが、
後半はお目当てのオオルリやクロジを見ることができ、
最終的には24種の野鳥の姿を見たり、声をきくことができました。

オオルリ


クロジ

ご参加いただいたお客様が、バードウォッチングの模様をご自身のブログにアップされております。
写真のクオリティーが格段に良いので、ぜひこちらもご覧ください。
週末は「イングリッシュガーデン?」で・・・


続いてはガイドウォーク。
新潟県生態研究会の会長であり、ビジターセンターのアドバイザーである松井先生と、
同じくアドバイザーで、妙高の山々・歴史・民俗に詳しい池田さんが講師です。

松井先生の専門は植物で、まさに歩く図鑑。
似た植物との見分けるポイントや、植物についての豆知識をお話しくださいました。

今回は平成の名水100選の「宇棚の清水」や「清水ヶ池」をめぐるコースを散策。

宇棚の清水



興味深い話が多く、なかなか前に進まないところが、
時間を管理するわたくしにとっては悩ましいところです(笑)
予定時間を30分超えてしまいましたが、
イベント終了後のアンケートでは「専門家の説明がわかりやすく良かった」や、
「詳しい説明があり満足」などのご回答をいただきました。

さて、6月4日(日)にも松井先生・池田さんを講師に迎え「リブランの森ガイドウォーク」が行われます。
きれいな花を見るだけでも幸せな気分になりますが、
そこから一歩踏み込んで、もっと奥深い植物の世界を味わってみませんか?
興味のある方は妙高高原ビジターセンターまでお問い合わせください。

イベントの詳細はこちらをクリック!

樹木の花々
妙高山はだいぶ上まで緑が上がってきました。

山頂の雪もかなり少なくなりました。

少し前までミズバショウでにぎわっていた湿原は


ミツガシワが見頃になりました!




今年はいもり池のほとりの樹木が沢山花を咲かせています!

ズミが満開です!昨年は少ししか花をつけなかったのですが、
今年は池周辺の所々で綺麗に咲いています。


コマユミ
小さく、葉の色と似ていて目立ちませんが、こちらも良く咲いています。
秋には紅く小さな実をつけ、葉も紅く紅葉します。


トウグミ
こちらも満開です!秋の実が楽しみです♪


トチノキの花は存在感ありますね!!

レンゲツツジ、ケナシヤブデマリ、タニウツギのつぼみも
膨らんできていますよ!
いもり池の周りはこれから木本の花でにぎやかになりそうです!

群生している花たち
白さを残す妙高山頂上に向けて、新緑が上がっています。

ここ標高750mに位置するいもり池周辺の木々たちも、少しづつ
緑の色を増しているように見えます。

お待ちかねの花たちも、いもり池周辺で咲きだしました。
前回のブログでもご紹介させていただきましたが、
群生している花たちを、十分楽しんでいただけると思います。



オオタチツボスミレ



ミツガシワ



チゴユリ



ホウチャクソウ



ズミのツボミも



本日には、こんなに咲いておりました。雪国は雪消えとともにあちらこちらで一斉に
花が咲きだします。これは雪国ならではですね。

標高1300mの笹ヶ峰でも雪も少しづつ消え、花が咲きだしました。

5月27日(土)笹ヶ峰ガイドウォークのイベントを企画しました。

詳しくは→こちら

どのようなお花が見られるか、お楽しみに音符





ミズバショウの次は
いもり池周辺のミズバショウの花はほぼ終わり、
みずみずしい緑の葉が大きく目立つようになりましが


ミツガシワが咲き始めています!

三枚の小葉がカシワの葉に似ることから 三柏(みつがしわ)。
ミズバショウの後に群生し、湿原を彩る花です。

遊歩道から林に入る小道は、新緑がきれいになりました。


小さな花が多く目立ちにくいですが、色々な花が咲きだしましたよ!

チゴユリ


フデリンドウ


フッキソウ


ミツバアケビ

見られる花の種類も増え、ようやく春らしくなりました!
気温も散策にはちょうど良い季節になりましたね!

新緑の中をガイドと共に歩きませんか!
5/27(土) 笹ヶ峰ガイドウォーク
6/4(日) リブランの森ガイドウォーク


ご予約受付中です♪
詳しくは コチラ


艸原祭
昨日5月13日、当館駐車場を会場に、
毎年恒例の春の祭り 【艸原祭】(そうげんさい) が行われました。


午前中は時折雨がぱらつき、心配された天気でしたが

火入れの頃には雲が晴れ、【艸】の字がくっきり。


花火も楽しめました!昨年は全く見えなかったので、
お客様に楽しんでいただけて良かった!!


当館前の会場も多くのお客様でにぎわいました。

ミズバショウの見頃は過ぎましたが、いもり池のほとりでは
色づいてきた春の妙高山を描きに、多くの方がいらっしゃいます。


ようやく彩りも増えてきました。

オクチョウジザクラが見頃です。


ショウジョウバカマ


オオタチツボスミレも
これから色々なお花が増えてきますね♪
春の花を探しに出かけませんか!




ビオトープがにぎわってきました
ビジターセンター周辺ではようやく雪が解け、生き物たちの活動が活発になってきました。
ビオトープではモリアオガエルやアカハライモリ、メダカやアメンボなどの水生生物の姿が見られます。


「ビオトープ」は、ドイツ語のBIO(ビオ:生きもの)とTOP(トープ:場所)の合成語で、
「生きものの暮らす場所」という意味です。(英語ではBIOTOPE)
もともとは自然の中に広がる「生きものの暮らす場所」の意味で、
草地や森・池・川・海など、大小にかかわらず生きものの暮らしを支える場所はみんなビオトープと言います。
また、人が作った池や草地・森も、生きものの暮らしを支える場所なので、ビオトープです。

外からは「カララ・カララ♪」とモリアオガエルのにぎやかな鳴き声が聞こえます。
名前の通り森にすむカエルで、日本海側で森が多く冷涼な場所に多いそうです。

↑オスのモリアオガエル

声はしても姿を見つけるのはなかなか難しいのですが、
幸運にも産卵直後のモリアオガエルを観察することができました。

↑メスのモリアオガエル(オスより一回り体が大きい)

泡状の卵を池に突き出ている枝先に産むという、独特の産卵方法をとります。
指先には丸い吸盤があり、木登りが上手なんです。
しかし、ビジターセンターのビオトープには枝がないため、水際に産卵したようです。
おなかがぺったんこになっています。がんばりましたね!

ビジターセンターにお越しの際はビオトープをのぞいてみてください。
モリアオガエルやアカハライモリを観察できるかもしれません。

さて、本日は妙高の春の風物詩「艸原祭」が、ビジターセンター駐車場にて行われています。

朝降っていた雨もあがり、これからお客様も増えそうです。
夜には火文字の火入れや打ち上げ花火、抽選会などがありますので、ぜひお越しください!

艸原祭の詳細はこちらから



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